紋章舎会員への通達。
紋章舎会員は、各国法令・倫理規範を遵守する事とし、事前にいくつかの掟を定める。
これに違反する者は、各代の代表や、その直接の師から絶交され、異議を申し立てないものとする。
掟の内容には、その理由を付して、誤解・曲解の無いようにしておく。
一つ。人を殺してはならない。それを推奨してもならない。計画すること、幇助すること、故意や過失の別を問わず、直接間接を問わず、人の生命を棄損し、攻撃し、破壊してはならない。それは、自分自身の生命に関しても同様である。もし、そのような恐れが実際に発生する場合には、直ちに、公安当局や医療機関への通報を行い、法律に依って身を守る事とし、また、止む無く自分の身を守る為に反撃を加えるとしても、それは、自分の生命への危難を上限として、銃砲刀剣爆発物等による武装、集団で徒党を組んで個人を攻撃すること、圧倒的な筋力や専門の格闘技術を以て弱者を虐げるなどは、一切禁ずる。また、周囲に、そのような事を行おうとしている者が居る場合には、直接的に制止するか、間接的に公安当局による介入を要請し、全力で止める事とし、見て見ぬふりをしてはならない。これは、2021年2月20日現在の、日本国の法令に則ったものであり、時代によって多少の価値観の変化はあろうとも、大筋でこのような行為が認められる事はあり得ない為であり、誰しもそのような事を行う危険性を孕むが、それを禁じて人と人との共存を目指すのが人倫であって、かかる行為は、社会を破壊する行為であり、何より、その本人の為には全くならないことを理由とし、この掟に対しては、以後、撤回は無い。
上記を達成するためにいくつかの細則を定める。これは、努力規定であって、絶対ではないが、守る事が望ましいものである。
一つ、刺青やタトゥーは入れない事が望ましい。上記行為を容易に連想させるためである。
二つ、アルコールや煙草は極力体に入れない事が望ましい。上記を行う者が決まってやるからである。
三つ、男女夫婦の間柄に秘密を作らない事が望ましい。上記の原因の大半が男女問題であるからである。
四つ、ギャンブルに関する占いは受けない事が望ましい。上記の内容に直結するからである。
五つ、慈しみと誠実さを以て占う事が望ましい。上記の現象が遠ざかる為である。
この記述は2021年2月20日現在のものである。