「幸子祖母ちゃん」
いつも笑って優しい言葉と
広い心で接してくれた
祖母ちゃんの一言に
涙ぐんだ日もあった
顔に出した事はあるけど
いつも涙を見せずに
祖母ちゃんの優しい懐に
顔を埋めた事もあった
祖母ちゃんの名前は「幸子」
人々に幸せを届ける子
自分は辛い思い残して人々に
幸せを届ける事だけを
考えていた御祖母ちゃん
皆の為に優しく接し
自分の為に厳しく接し
悩み事全て自分にぶつけ
ため込むのは良くないと
言った後に祖母ちゃんは
笑いながら分かっていると
言うのがいつもの事ながらも
大動脈瘤破裂の魔の手が迫った
ある朝祖父から電話が来て
「祖母ちゃん起きてこない」っと
何をしても起きてこない
祖母ちゃんが天国に旅立った
幼い時旅行で言った一言。
「行くよ」のテンポが
今はもう聞けないと
もう声は聞けないと
祖母ちゃん。幸せ届け
祖母ちゃん。届け過ぎて
抱え込んで旅立った
もっと長生きして欲しかった
３日前の声が懐かしい
祖母ちゃん。祖母ちゃん。
お母さんを守って生きるから
祖母ちゃん。祖母ちゃん
僕達を見守っててね
幸子祖母ちゃん。大好きさ
幸子祖母ちゃん。有難う