続き

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二人は見事に同じ事を言った…2人とも顔を見合わせて笑う、それを見たアダムとリリカも楽しそうに笑うだろう…

リリカ「いいよ〜!アップルパイなら、リリカに任せて!」


と言ってニコッと可愛らしい笑みを向ける、もちろんその笑みにマルコスはキュン♡としたわけで顔を赤くする…
それを見たアダムはおやおや…なんて思いつつも

アダム「それでは私たちでアップルパイを作って…」

ソーン「帰ってきた皆さんに振る舞いましょう!」


こちらも考えていたことは同じでまた四人で顔を見合わせて笑うだろう…
エプロンを着た四人は台所に立って楽しそうに会話をしながらアップルパイを作っていた


ソーン「あ…殻が…」
という失敗しちゃった…という感じの声や

アダム「新しいのを割ろう」
と励ます声


マルコス「こんな感じ?リリカちゃん?」
と、切ったりんごの大きさを尋ねる声に

リリカ「うん!ありがとうマルコス君!」
と可愛い返事をする声…


わいわいと賑やかなリビングには甘い香りが漂い始める…


夕方になるとみんなが帰って来るだろう…
もちろん皆その香りに誘われてリビングに入ってくる、


ジャンヌ「甘い香りですね…」
楽しみそうな可愛い声で入ってくる聖女

アタリ「美味そうな匂いだな!」
と、元気そうに入ってくる少年の声

ポロ「上品でいい香りだわぁ〜」とアップルパイならぬチェリーパイも入ってきて__気づけば全員が揃っていることだろう…


ワイワイと賑わうリビングにソーンはアップルパイを持って出てきて


ソーン「皆さんで食べましょう!」


と、サプライズ感を出して言うと皆嬉しそうに微笑んで「ありがとう」と言うと共に


コクリコ「あのね、ソーンお兄ちゃん…せーのっ!」



皆『ようこそ!コンパスへ!』

と言ってクラッカーを鳴らす、リビングにはリボンや色とりどりの紙が舞う…


ソーン「えっ……」
驚いて目を見開くソーンに

リリカ「今日はみんなでお祝いをするんだよ」

マルコス「君が来たお祝い、歓迎会をね!」

まといと乃保が《ソーン君、ようこそ》と書かれた横断幕を見せる。

ソーン「っ!!!……皆さん…ありがとうございます!!」
嬉しそうに涙を流して微笑む

皆それぞれにソーンにプレゼントを渡してソーンはプレゼントの山を幸せそうに抱きかかえていた。

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